【保育園で働く看護師】実態と求められる役割

保育園で働いているのは保育士だけだと思っていませんか?

実は保育園で働いでいるのは保育士以外にも栄養士や調理師や事務員がいます。

意外と知られていないのが看護師です。

本記事では保育園で働く看護師の仕事内容やメリットデメリットなどを解説しています。

保育園で働く看護師の仕事や役割などを見ていきましょう。

本記事でわかる事

  • 保育園働く看護師
  • 保育園での仕事内容
  • 看護師が保育園で働くメリットデメリット

保育園で働く看護師

保育園で働く看護師はさまざまな事を求められます。

子供たちの成長や子供たちの健康管理

そのためできるだけ保育園に配置することを厚生労働省が定めています。

保育園の看護師にはどうなるの?

保育園の看護師として働くためには

看護師免許・准看護師免許

が必要になります。正看護師で募集をかけているところもあります。

保育園に配置される看護師は基本的には各保育園に一人です。

その為、求められることが多くすべてを一人で判断しないといけません。

そういったことから多くの保育園は募集要項に勤務経験者を条件に入っているところも多いです。

病院経験を積んだ後に新しいキャリアとして保育園の看護師を目指すのも良いでしょう。

保育士の資格は必要?

以前は看護師は看護師の括りがありましたが

現在は看護師や准看護師も保育士とみなすことが出来るようになりました。

保育園で働く看護師は保育士の資格は必要ありません。

参照:厚生労働省 保育所等における保育の質の確保・向上に関する基礎資料

保育園看護師の仕事内容

医療現場と異なり保育園看護師の仕事は何をするのでしょうか。保育園での看護師の役割は

  1. 子供の健康管理
  2. 職員の健康管理
  3. アレルギーへの対応
  4. 障害を持つ子供への対応
  5. 衛生指導など

子供を中心に幅広いケアをしなければなりません。

子ども達の健康管理

① 園内の衛生管理

保育室やトイレや水回りといった園児か使用する場所が衛生的に問題ないか危険なものがないかをチェックします。

② 健康診断や歯科検診の補助

園内で行われる健康診断や歯科検診の補助をします。医師の補助や記録そして保護者への報告を行います。 結果などを分析して今度どのように保健指導を行うのかを考えてりもします。もちろん保育士の健康診断など準備や病院との連絡役を担います。

③ アレルギーへの対応

アレルギーをもつ園児への対応を行います。食事などにおいて万が一アレルギー反応を起こしたとき対応などをします。 またアレルギーを起こしたときに全職員が対応できるように指導なども行います。

④ ケガをしてしまった園児への応急処置

園児などが運動などでケガをしたときに応急処置を行います。 重傷が考えられる場合は病院と連絡を取り処置をした後病院などに連れていきます。

⑤ 手洗い・うがいなどの衛生指導

風邪などの予防するのも看護師の仕事です。 手洗いやうがいなどは健康状態に直結するので日ごろからの指導を徹底します。また保育園によっては歯磨き指導なども行います。

⑥ 保健指導や行事の告知

保健指導や行事などの告知をするための保健だよりなどの制作などを行います。園児の年齢に応じた予防接種の情報などを提供します。 保護者向けに保健指導を行い家庭でどのように気を付けた方がいいのかなど、看護師の目線で判断して保健だよりを制作します。

 保育士のサポート

看護師は保育士の1人としてカウントされています。

看護師の業務が優先ですが、保育士のサポートも大切業務のです。

保育園の生活での子ども達と一緒に外遊びやなどに参加などもします。

看護師が保育園で働くメリットデメリット

看護師が病院と違い保育園で働くとどんなメリットやデメリットがあるのでしょう。

看護師が保育園で働くメリット

保育園で働くメリット見ていきましょう。

夜勤がなくカレンダー通りに休める

入院施設のある病院の場合は、夜勤があります。

保育園での勤務は基本的に日勤だけになっています。休みも日曜祝日は休みになっています。

土曜出勤がある場合もありますがシフトになっているため月に1日程度でしょう。

夜勤がない事で身体の負担も少ないうえに休みを周りと合わせやすく、予定を立てやすくなります。

残業がない

保育園では基本残業はありません。

保育園内で園児が病気やケガといったトラブルがない限り残業なしで帰ることが出来ます。

医療行為を行わない

保育園では医療行為を行うことはできません。

園児がケガなどをした場合は応急処置など看護師の業務になります。

採血といった一般的に行われる医療行為が行われないため、物足りないややりがいがないと思うひともいるかもしれません。

子育ての経験を活かせる

自分の子育ての経験が活かすことが出来ます。

子育てで培ってきた経験を園児たちに活用できます。

保護者とも子育ての経験を通じてコミニケションもとることが出来ます。

子育て経験のない方は園児たちを通じて子育てを経験することが出来ます。

看護師が保育園で働くデメリット

看護師が保育園で働くデメリットはどういったものがあるのでしょう。

給与が安い

病院などの看護師に比べると給与は安いです。

休日出勤や夜勤や残業などがないのも理由です。

孤独

保育園で業務をこなしている看護師は1人です。

そのため問題等が起きた場合には相談する相手がいないため自分で考えて行動しないといけません。

病院での経験を活かすところが少ない

園児のケガ等の応急処置などは活かすことが出来ますが。

その他の経験を活かすのは難しいでしょう。求められているのが知識の部分が大半を占めています。

保育園の看護師が向いている人とは?

保育園の看護師はどのような人に向いているのでしょう。

夜勤が出来ない人

子育て世代で夜勤がどうしても出来ないという人に向いています。

残業も少なく土日祝が休みなので子どもと過ごす時間も増やすことが出来ます。

病院勤めが嫌な人

病院に勤めていたけれど人間関係等で辞めてしまった方。

病院には勤めたくないけれど看護師の資格を活かしたいという方にはとても良いでしょう。

子どもが好き

子ども好きにはとても良い職場です。普段から子どもと過ごしことで癒されまた子どもたちの成長を身近に見ることが出来ます。

それは病院ではなかなか経験の出来ないことでしょう。

まとめ

病院の看護師はしたくないけど看護師資格を活かしたいと考えている人にはおすすめの職場になります。時間の自由度も増え仕事とプライベートを両立させたいのでしたら一度考えてみてはどうでしょうか。

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